2011年3月14日月曜日

東北地方太平洋沖地震

3月11日午後2時46分
私は会社で生まれて初めての大きな地震を経験した。

確かに、立っていられないほど大きく揺れ、
これはただ事ではすまないなとは感じたが
まさか、国内観測史上最大の地震で、
こんなに大きな被害にみまわれるとは
あの時は想像できなかった。


時間が経過し、被害の状況があきらかになるにつれ、
深い悲しみと新たな不安・・・もう言うに言われぬ感情がこみ上げてくる。

地震情報の報道番組からは、1日中、次々と新しい被害の現状が流れてくる。

地震そして津波以外にも原子力発電所の二次災害まで加わり
どこまで被害が拡大するのか予測なんてまるでできない状況だ。

家族を亡くし、自分ひとりだけが生き残ってしまったと泣き崩れる女性、
激流の中、奥さんと子どもの手が離れてしまい、今もまだ見つからないとうめく男性。
亡くなっても生き残っても、そこには悲劇があふれている。
泥にうまって、何一つ残っていない町。
町民の半数以上が、今だ行方不明なのだそうだ。

まだまだ、復興などという言葉には出会えない状況である。

私自身、東京にいてもこれだけ恐怖と不安があるのだから、
被災地の方の思いは、想像することなどできないほど
深い悲しみに包まれているのでしょう・・・

それでも悲しみの中、
一生懸命頑張っていらっしゃる被災地の皆様の姿に、
こちらが励まされる思いである。


しかし、もうすぐ発生から72時間をむかえてしまう・・・


まだまだ、気持ちがなかなか前に進む状態ではないが、
今の日本の状況を、今の自分の気持ちを忘れないために
まずは、少しだけ書いてみた。

被災地の皆様
お見舞いを申し上げるとともに、
行方不明の方のご無事を心よりお祈り申し上げます。

「東北の方は強い」と聞いたことがあります。
どうか・・・どうか、あきらめず前に歩いて下さい。

今の私に何ができるだろう・・・今、それを考えています。

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